入山 竜之介さん(2018年商学部卒)
~ 海外経験ゼロからドイツの大学院に進学するまで ~
【プロフィール】
2014年地元名古屋・名城大学附属高校を卒業。中学時代から英語が好きで実際に話してみたいという思いを持ちつつも、高校時代は特進コースに所属し勉強と部活に励んでいたため、大学入学までは旅行を含め海外経験なし。複数の国立・私立大学に合格した中、米国の協定校が多く、実学を学びたいという理由から2014年4月関西学院大学商学部に進学。
大学2年次秋学期にアメリカ、ピッツァ―大学で1セメスターの交換留学、一時帰国後カナダでのCross-Cultural Collegeプログラムに参加。さらには大学3年次秋学期に「IT×教育」をテーマにトビタテ!留学JAPAN奨学金を受給し、香港中文大学で1セメスターの交換留学と東南アジア(インド・シンガポール・ベトナム・ミャンマー)で実践活動を経験。また、「複数分野専攻制(MS)プログラム」のMS特別プログラムCross-Cultural Studiesを修了し、2018年3月に「ダブルチャレンジ」を超えた「トリプルチャレンジ」を完遂し卒業。
英語力は、大学で提供されるプログラムをフル活用して4年間でTOEIC480点から965点まで大幅スコアアップ。2018年10月からは、ドイツの大学院で再生可能エネルギーについて学んでいる。
1.留学準備
納得するまで徹底的に情報取集、メンターとの出会い
■留学を目指し、在学中にどんなことをしましたか?
入学後、キャンパスライフABCなど、新入生対象のオリエンテーションを通して、
国際教育・協力センター(CIEC)
(*注1)について知りました。オリエンテーションの後、すぐに留学や国際プログラム関連のパンフレットや
言語教育研究センター
(*注2)の冊子を入手しました。
パンフレットに掲載されていた説明会などのスケジュールを自身のカレンダーに入力して、少しでも興味があるものには全て参加しました。4月はほぼ毎日、5月以降は交換留学やインテンシブイングリッシュ(レベル別に開講される集中英語授業)などに絞って出席しました。なかでも、留学を経験した先輩と実際に対話するグローバルダイアログで、留学に対してかなり具体的なイメージを得ることができました。
1年次の秋学期はグローバルキャリアデザイン入門(*注3)という授業で4年間のアクションプランを作成し、ブラッシュアップしたことで、留学の先、卒業後まで考える機会を持ちました。
4年間を通じて、複数の職員がメンターとして、親身になってアドバイスをくださったので、安心して留学に向けた準備をすることができました。
(*注1)国際教育・協力センター<Center for International Education and Cooperation: CIEC>では、多種多様な海外留学やボランティアプログラムを提供している。海外にチャレンジする関学生のサポートを行うほか、留学生を受け入れ、関学生と留学生が融合しともに学ぶ正課外教育の機会を提供している。(西宮上ケ原キャンパスG号館1階、神戸三田キャンパスアカデミックコモンズ2階)
(*注2)言語教育研究センターでは、英語、フランス語及びドイツ語のインテンシブ・プログラムや選択外国語科目(10か国語)多数提供。(西宮上ケ原キャンパスG号館1階)
(*注3)グローバルキャリアデザイン入門は、グローバル社会の現状を理解し、グローバル社会を生き抜くために、自分自身の夢を描き、そのための自分の基軸を確立することを目的とした初年次学生対象科目。2019年度開講予定。
【入山さんのここが成功の鍵!】
1.必ず成し遂げるという熱意
2.飽くなき探求心
3.努力・努力・努力
入学当初から、足しげく国際教育・協力センターに通ってくれた入山さん。
疑問点をそのままにせず、納得するまで質問し、情報収集に努められました。
もともと素養のある方ですが、とことん努力されました。学問に王道がないように、成功にも王道はありません。
自分の目標を定め、熱意を持って努力したからこそ得られた数々の成功を糧に、これからのチャレンジも応援しています!
2.言語運用能力の向上
ネイティブ教員の授業を週に7回も受講!
■英語力を向上させるためにどんな授業を履修しましたか?
交換留学に参加する前は、言語教育研究センターが提供する
インテンシブイングリッシュ
や選択科目授業に加え、学部や国際教育・協力センターで開講される英語での講義(*注4)も履修していました。
それらを合わせると、1年次秋学期は週6回、2年次春学期は週7回も英語ネイティブの先生による授業で学ぶことができました。
インテンシブイングリッシュの授業では、自分の期待をはるかに超えて、英語を聞いて話せる環境が整っていました。留学出発までの準備段階において、「話せて聞けて書いて読める」状態まで英語力をレベルアップすることができたおかげで、2年次秋学期からの交換留学へも自信を持って参加することができました。インテンシブイングリッシュを中心とした、英語の授業を積極的に受講した成果として、1年の5月時点で480点であったTOEIC®スコアが、同年度末の3月には690点まで上がりました。
(*注4)CIECでは、交換留学生とともに学ぶ現代日本プログラムほか、客員教員による授業など、英語で学べる授業を多数開講している。詳細は <5.留学生と学ぶ授業科目> を参照。
模擬試験や対策講座、e-learningがすべて無料!
■授業以外で、英語力向上のために行った取り組みはありますか?
基本的には英語の授業で積極的に発言し、毎週の課題をこなしていくことで、自然とバランスよく英語力がつきました。授業以外では
言語教育研究センター視聴覚室
(*注5)でTOEFL ITP®のテキストを借り、試験前に過去問を解きました。
また、国際教育・協力センターが
TOEFL IBT®、IELTSの模擬試験や対策講座
を定期的に行っているので、それにも積極的に参加しました。言語教育研究センター提供のTOEIC用e-learningも使用しました。驚くことにこれらは全て無料でした!
英語以外には、選択科目として提供されている中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、ロシア語、イタリア語、アラビア語の授業を履修し、在学中に10か国の言語を学ぶことができました。
(*注5)言語教育研究センター視聴覚室では、外国語視聴覚資料の室内利用や自習学習教材の貸出サービスを提供している。(西宮上ケ原キャンパスG号館1階)
3.インターナショナルプログラム(アウェイチャレンジ)
米国と香港で、在学中2回の交換留学を経験
■交換留学先では何を勉強し、どんなことを学びましたか?
在学中、1セメスターの
交換留学
(*注6)を2回経験しました。1回目は2年次秋学期、米国・ピッツァ―大学に行ったのですが、リベラルアーツカレッジという特性を生かし、商学部とは異なる専門である国際関係や社会文化人類学を学びました。また、派遣先であるピッツァ―大学と同じコンソーシアムに加盟しており、全米大学ランキングでも一位に選ばれたことがある名門ポモナカレッジでも授業を履修しました。クラスメートは現地の学生が9割だったため、出される課題もそれに合わせた高いレベルのものでした。リーディングの量が膨大で、毎週計約150-300ページが指定されていました。さらに、エッセイ、インタビュー、フィールドワーク、プレゼンテーションなども数多くこなしました。帰国後のTOEIC®スコアは870点になりました。
2回目は3年次秋学期、香港中文大学で国際ビジネスにフォーカスし、並行して中国語(普通話)・フランス語も履修しました。クラスの約50%が留学生で構成され、ヨーロッパ約40%、北米約30%、アジア約30%、その他が少しと、一つの小さな世界にいるような感覚でした。ヨーロッパに興味を持つきっかけにもなりました。アメリカで学んだ社会文化人類学が非常に面白かったので、それにビジネスを合わせたCulture and Businessという授業を履修し、各国のビジネスコミュニケーションや価値観の違いを学びました。世界ランキングでもトップレベルの香港中文大学に留学したため、課題も相変わらず多かったですが、米国での交換留学で慣れていたこともありこなすことができました。帰国後のTOEIC®スコアは965点になりました。
(*注6)交換留学とは本学に在籍しながら海外協定大学へ1学期間または1年間留学できる制度。本学の授業料をもって留学先大学の授業料に充てることができる。
「自由の国」アメリカの大学で見た現実
■留学の夢と現実、どんな経験をし、どんなことを感じましたか?
「自由の国」アメリカに夢を頂き留学しましたが、実際には現地の人々が経済状況・人種など様々な問題を抱えているのを目の当たりにし、複雑な思いでした。文化人類学の授業では、ある黒人と白人のハーフだという学生が、黒人の名前を持つことにより就職活動でいかに差別されるかデータを集め発表していました。書類選考の通過率、面接に呼ばれてから採用通知が出るまでの確率(これらには人種以外の要因もたくさんあるとは思いますが)などを白人と比較するものでしたが、聞いている方が辛かったです。しかし彼女はそういった現実を冷静に受け入れ、自分はどういったアクションを取るべきかまで落とし込み行動していくことをプレゼンしました。彼女の強さを目にし、「自由の国」とは簡単には呼べないほどの複雑性を持った国、それがアメリカなのだと考えるようになりました。
文化の異なる人との協働体験を通して学んだこと
■ Cross-Cultural College(CCC) (*注7)では何を学びましたか?
カナダの学生と協働して学ぶ
CCC
では、2年の冬にGlobal Career Seminar in Canadaを履修しました。
私はToyota Canadaチームに所属し、エグゼクティブから与えられた経営課題に対し、カナダ学生と協働して解決案を模索する中で、現実的な視点で議論をすることと、人の話を最後まで聞き受け入れる重要性を学びました。カナダ側のチームメイトには、20代後半で社会人経験とUS CPAを持ち、会計とファイナンスを専攻する学生がいました。彼女は現実的な性格で、当時2年生だった私が何を言っても統計データや事例を要求され、毎日深夜まで議論になりました。しかし、彼女が言うことはもっともなことであったので、日本・カナダ両国のチームメイトで協働して資料を集め、お互いに納得できるプレゼンテーションを完成させました。最終日の結果発表では、8チーム中1位として名前を呼ばれ、驚きと嬉しさ、そして達成感でいっぱいでした。今後、社会に出て文化の異なる人と協働する時には、CCCの経験をもとに乗り越えていこうと思います。
(*注7)CCCは、関学とカナダの3大学(マウント・アリソン大学、クイーンズ大学、トロント大学)が協働で運営するバーチャル・カレッジ。関学生とカナダの3大学の学生を対象に提供する「修了証プログラム」では、両国の学生が協力して、企業等から与えられるビジネス課題に対する解決策を立案する実践的な科目を中心に学ぶことができる。
4.副専攻プログラム(アウェイチャレンジ)
■ 複数分野専攻制(副専攻プログラム) (*注8)ではどんなことを学びましたか?
複数分野専攻制特別プログラムCross-Cultural Studies の国際ビジネスコース(*注9)を専攻しました。このプログラムでは、CCCのインテンシブイングリッシュなどで英語的な基礎力をつけ、商学部で国際ビジネスを学び、交換留学先の米国、香港で多文化共生や国際関係の理解を深めました。言語・ビジネス・異文化理解はどれも密接にリンクしていて、まさに自分が学びたかった分野だったので、副専攻プログラムを修了することができてよかったです。
(*注8)複数分野専攻制(副専攻プログラム)とは、他学部やセンター等から提供された一定の体系づけられたプログラムのもと、学部の枠を越えた学問領域を履修することにより、自学部の学習に軸足を置きながらも、他学部のカリキュラムをまとまった形で学ぶことができる制度。
(*注9)複数分野専攻制特別プログラムCross-Cultural Studiesは、
Cross-Cultural College
の枠組みで2016年度入学生まで提供されており、現在は募集を停止。CCCでは修了証プログラム(Certificate Program)のみ継続して提供している。
5.留学生と学ぶ授業科目
現代日本の抱える多様な問題をテーマに留学生と議論
■留学生とともに学ぶ 現代日本プログラム (*注10)ではどんな科目を履修し、どんな学びがありましたか?
交換留学から帰国後、現代日本プログラムでは、Cultural History of Manga, Ethics, Japanese Food Culture, Society, Comparative Culture, Psychologyの6科目を履修しました。留学をすると、日本について聞かれることは多々あるため、改めて体系的に理解する良い機会となりました。また留学生がクラスの8-9割を占めていたので、授業中のディスカッションでは一つの物事に対し世界中の視点から考えることができました。日本人である自分が発言する際は留学生も注目するため、より日本のことを知ろうと言う気持ちにもなりました。また、毎日の授業を通して留学生と友達になり、授業外でもよく遊びに行くようになりました。
(*注10)現代日本プログラムは、協定大学から本学へ留学する交換留学生のために提供されているプログラム。2018年秋学期現在、26か国・地域の95の協定大学から164人の交換留学生が同プログラムで学んでいる。なお、英語で開講される「総合日本学習科目」については一般の学部生も履修することができ、キャンパスにいながらも海外の大学と同じような環境で講義に参加できる。
6.授業以外の国際交流
海外留学での自分の経験を活かし、留学生へのボランティア活動
■学内の課外活動としてどんな国際交流をしましたか?
学内の国際交流としては、
日本語パートナー
、日本語
LA (Learning Assistant)
、
インターナショナルパートナー
など、3つの活動に参加していました。
日本語パートナーや日本語LAでは、留学生の日本語学習をサポートしていました。自分が留学中に英語や中国語で詰まった時も、現地の人達は優しく支えてくれたので、今度は自分の番だと思い活動を始めました。語彙や文化について日本人が考えたこともない視点から質問を受けるなど、新鮮な日々でした。留学生が成長した姿で帰国していくのは、嬉しくもあり寂しくもありました。その後もお互いによく連絡を取っていて、ヨーロッパでも再会できたらと思っています。
GS Network(Global Student Network) (*注11)にも所属し、留学生の空港でのピックアップ・市役所での住民登録・駅での定期券購入に始まり、日々のサポートを行いました。それに加えLanguage Exchangeというお互いに言語を教えあうプログラムや毎月の交流イベントなどを企画しました。
また、社会連携センター公認の団体
KGIH
(*注12)では、毎年夏にSGHや国際的な高校に在籍する日本人学生と留学生を招待して行う「国際交流の集い」を運営しました。100人規模のイベントを立ち上げ運営できたことは、学びになりました。大学で国際交流や留学をする中で、自分自身もっと早い段階からスタートできたら良かったと感じたため、せめて今の高校生を支援したいと思い始めました。高校生が緊張しながらも英語を話し、留学生と楽しそうに交流しているのを見て、活動して良かったなと実感しました。
(*注11)GS NetworkはCIECが運営する国際交流型ピア・サポート団体。主に、留学生と日本人学生間の交流促進のため、メンバー学生が中心になり、年間を通して様々なイベントの企画・運営を行う。
(*注12)「高校生国際交流の集い」を企画、運営する社会連携センター公認の学生ボランティア団体。
7.奨学金制度
学内外の奨学金をフルに活用
■海外留学のためにどんな奨学金を受給しましたか?
留学のための奨学金 としては、学外からJASSO 海外留学支援制度(協定派遣)奨学金 (40万円)と トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム奨学金 (約120万円)を受給しました。また 学内の奨学金 として関学支給奨学金を4回 (120万円), 産学合同育英奨学金を2回 (50万円)受給したため、それらも留学費用に当てました。
■なぜトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム奨学金へ申請したのですか?採択された留学プログラム内容を具体的に教えてください。
元々この奨学金制度の存在は1年生の頃から知っていて、奨学金以外にも日本全国の優秀な学生と築けるコミュニティに魅力を感じていました。また、政府・企業・大学が協力するという国家プロジェクトに、自分も参加したいとも考えていました。
CIECの職員や、過去に同奨学金を受給した先輩方のサポートもあり、「アツマレ!留学JAPAN」をテーマに5期生新興国コースとして採択されました。内容としては、まずは香港の交換留学で国際ビジネスと中国語を学びビジネスの下地を作り、インドのインターンシップでITの基礎を理解し、東南アジアのフィールドワークで教育現場を調査し、その後ビジネスの可能性を探るというものでした。教育環境としては東南アジアでもインターナショナルスクールやEnglish-based の学校も多く、かなりのポテンシャルを感じました。また日本への留学需要調査も行いましたが、希望者は5%ほどで「言語の壁」、そして理系でも英語で学べるプログラムが少ない、IB(International Baccalaureate)への対応体制が整っていないなど、多くの課題も明らかになりました。NGOに支えられている孤児のインドの少年が、パソコンで1年分の物理のカリキュラムをこなしているなど、IT面で進んだ学校も多かったのが印象的でした。
8.卒業後の目標と今後の夢
グローバル社会で活躍するリーダーを目指して
■卒業後の目標、そして今後の夢について教えてください。
2018年秋から、関西学院大学グローバルリーダー育成海外大学院派遣奨学金(*注13)を受給し、ドイツのミュンヘン工科大学大学院に進学します。再生可能エネルギーをビジネス・政治・技術の観点から学ぶことで、実際の収益につながる持続可能なモデルを考えていきます。
夢としては、再生エネルギー関連企業に努め世界の社会インフラ改善に努めることです。多くの再エネ事業では利益があまり出ていないため、事業利益や持続可能性を向上させるファイナンスのポジションを検討しています。他にも事業の資金調達に関わることができる金融、エネルギーの効率化で期待されるITやクラウドサービス、経営・戦略・マーケティングなどに関わるコンサルティングなど、間接的に関わることは可能です。どの道を選ぶにせよ、自身のスキルを高めながら生涯を通じて・地球上の誰もが夢を追い求めることができる環境を実現する、これが私の長期的ライフミッションです。関学のスクールモットーであるMastery for Serviceとも、重なっています。
(*注13)海外の大学院に進学する学生を支援するため、年間200万円、2年を上限に支援する奨学金制度。
9.後輩へのメッセージ ~さいごに~
夢を見つけ、実現していくことのできる恵まれた環境をどう活用するかは自分次第!
■関学の後輩、そして今後関学への進学を志す高校生に向けて一言お願いします。
関学には、量・質と共に充実した国際プログラムと、親身なメンターとなってくれる教職員、学生を応援する体制が整っています。
大学入学まで一切の海外経験がなかった私が、留学準備・語学力向上・奨学金獲得を国内で完結させ、アメリカ・香港へ交換留学して世界中の学生と交流することができました。留学後も、カナダでのCCC、副専攻プログラム、現代日本プログラム、学内や東南アジアでの課外活動と非常に充実した4年間を送ることができました。
高校生や後輩の皆さんには、自分が持つ夢を諦めず必死で追いかけて欲しいと思います。周りの大人が反対していても、誰もどの道が正解かは分かりません。自分が後悔しない選択をしていくことが、私は幸せだと思います。
夢を見つけ、追いかけ実現していく環境が、関西学院大学にはあります。自分自身と向き合い、世界と向き合う4年間を送ってください。私も、応援しています。